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「京の冬の旅」徹底攻略!龍安寺の特別公開を見に行こう!

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 皆さんこんにちは!「京都が足りない。」中の人です。京都好きには堪らない「京の冬の旅」。今回は15カ所の期間限定の特別公開の寺社のうち、修学旅行での定番の1つとも言える龍安寺にスポットをあててみました。基本的なことからちょっと取り上げてみます。

 

 

■そもそも龍安寺ってどこにあるの?

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  住所は京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13。北山文化の象徴・金閣寺の近くに位置します。京都市内のなかでは洛西と呼ばれるエリアですね。さらに西に進むと嵐山、嵯峨野という超有名観光スポットがあります。

 京都駅からは西大路通をとおってバスで金閣寺前まで行って、金閣寺に立ち寄りつつ(立ち寄らなくてもいいですけれど)、きぬかけの路を歩いて龍安寺へ。というのがオススメでしょうか。きぬかけの路は金閣から仁和寺まで続く道で、多くの観光客が歩いてカフェやお土産さんもあります。オススメの散策ルートです^^

 

 

龍安寺は何が有名なの?

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それは石庭ですよね!(断言)

 個人的な話なのですが、中学のときの修学旅行で龍安寺の石庭に感動した自分の担任が、教室横のベランダに砂利をたくさん持ってきて石庭を再現しようとしてたことがありました(笑)。

 龍安寺の石庭は、「枯山水」(かれさんすい)の庭園です。15個の石が庭のなかに置かれていますが、その周りに白砂を敷き詰めることで海原に浮かぶ小島を想起させるようになっています。

 幅25m、奥行き10mの方丈庭園。最大の謎はどこから見ても必ず15個のうち1個が見えないようになっていること。中の人も色々なところから見てみましたが、確かにそうでしたf^^;面白いですね。

 

 

■今回の期間限定公開では・・・

 今回の特別公開では、龍安寺の西の庭と仏殿が対象となっています。井には墨と金泥で龍が描かれており、その奥の昭堂には本尊・釈迦如来像があるということ。仏殿西側に広がる「西の庭」は、室町期の庭を復元した回遊式庭園で、龍安寺を創建した室町幕府管領細川勝元の木像を祀る細川廟が建っています。

 龍安寺の名物の石庭だけでなく、さらに珍しい庭園や細川勝元の木像を見られるとなれば、龍安寺を訪れてゆっくりまわりたいなあと思ってしまいます。ただし、特別公開の場所は通常の拝観料に加えて特別料金(300円)がかかりますので注意しましょう。

 

 

■各種情報

時間:8:30〜16:30(2月末まで)

拝観料:大人・高校生 500円  小・中学生 300円

特別公開拝観料:300円

なお、3月10日〜18日は上で紹介したものではなく茶室などの公開に変更とのこと。

 

また、少しおなかが空いたなあという人は、龍安寺境内にある湯豆腐専門店「西源院」さんがオススメ。龍安寺の風景を見ながら料理を食べるのは実に風流ですよ^^

参考(外部リンク):西源院 (せいげんいん) - 今出川/精進料理 [食べログ]

 

龍安寺さんは、私個人は2回訪れているのですが、1度は修学旅行、2度目は人が多すぎて(しかも雨だった)ので、ゆっくりと見て回れなかったんです...。今度の「冬の旅」で是非ゆっくりしたいと思います^^

 

「京の冬の旅」・・・他にも清水寺など有名なスポットが多く特別公開を行っています。気になる方はこちらもどうぞ!


「京の冬の旅」詳報です。 - 京都が足りない。


非公開文化財を見に冬の京都へ行こう! - 京都が足りない。

 

 「京の冬の旅」については、また他の場所も取り上げてみたいです。ではでは。