京都が足りない。

京都の情報が足りない!と思っている人が足りるまで楽しめるよう心がけてます。ただしコンテンツは偏りあり。

ついに琵琶湖疏水クルーズが登場!(ブラタモリ熱が冷めない方必見)

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  京都好きの皆様、こんにちは!「京都が足りない。」中の人です。ついに発表されましたね。琵琶湖疏水の大津〜京都間で試験的にですが、観光クルーズ船が通るとのこと。日本の古都・京都に水資源を供給しつづけた琵琶湖疏水。疏水をたどって大津〜京都間の景色を船から眺めるという何とも魅力的な催しです。

 

■ちょうど新春特番の「ブラタモリ」で取り上げられていましたね!

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 タイミング的にもちょうど良いというか(わざと合わせたのかもしれないけれど)、NHKの人気番組「ブラタモリ」の特番で京都編がつい放映されました。そのなかで琵琶湖疏水について詳しく取り上げられていたんですよねえ。

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(C)NHK

 タモさんも京都に来てニッコリ。南禅寺水路閣からのぼって、琵琶湖疎水の見学へ。昔から今に続く京都の巨大プロジェクトの足跡をたどっていく企画でした。タモさんが疏水を下って明治期の京都に入っていくCGは面白かったですね^^

 

琵琶湖疏水とはそもそも…。

 では、そもそも疏水とは何のことで、そして、この京都の地に作られたのは何故なんでしょうか。話は明治まで遡ります。明治に入り、日本の首都は京都から東京へと移転、すなわち天皇陛下が東京へと移られることとなり、京都の街は段々と廃れていくようになります。日本の中心ではあった京都ですが、地形的には海に面していないので産業を興すには不利な場所だったのです。そこで何とか近代産業に必要な電力を調達できないか、多くの人に供給できる水資源を確保できないかなどといった複合的な目的から生まれたのがこの琵琶湖疎水プロジェクトだったのです。

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インクライン 『京都名所帖』より(写真の中の昭和・大正)

 京都から琵琶湖までの用水路をひく、その水の流れを電力としても活用するという試みは5年間かけて行われました。特に、高低差のある場所についてはインクラインという船を運ぶ鉄道を敷いて通すような工夫がなされたことは当時の人々がたいそう驚いたそうです。疏水のルートは以下のような感じ。

 

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出典:@nifty:デイリーポータルZ:琵琶湖疏水をたどって京都まで

 今回の観光船の話題は上図の第一疏水を辿っていく模様です。大津市から京都市の間。

 

■気になる疏水観光船の概要は...

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琵琶湖疏水クルーズ、3月から試験運航 大津-京都間 : 京都新聞

 

気になる観光船の試験運航の概要は京都新聞(上記リンク)や時事通信などで記事となっており確認できます。その内容をかいつまんで整理すると・・・

 

・コースは3つ(大津〜山科、山科〜蹴上、大津〜蹴上の下り)

・運航期間は3月28日〜5月6日の土日及び祝日

・1日午前と午後の2便ずつ

・参加者は試験運転ですので、アンケートに答えることが条件

・乗船料は1000〜2000円を予定(小学生は半額とのこと)

・計1152人をモニターとして2月5日から募集開始

・申し込みは京都・大津両市のHP、JTB西日本京都のHPから

 

 1152人って多く感じますが、気持ちのいい季節、桜の時期も重なるし、絶対に抽選になるだろうなあと思います。中の人もダメもとで応募してみようと思います^^;

 

 

うーん、楽しみだ!(当たる気しないけど笑)