京都が足りない。

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京都を舞台にした小説『有頂天家族』第二部が今月26日に発売!

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 ついに出ますよ。京都を舞台にした狸と天狗と人間の三つどもえの物語『有頂天家族』の続編です!その名も『有頂天家族 二代目の帰朝』!待ちつづけた第二部がようやく出版されます!京都がまた恋しくなってくる(!?)一冊です。(以降、一ファンとしてのミーハー記事になります。前作をまだ読んでいない人には「?」な内容だとしてもどうぞご容赦を…)

 

 

■著者の森見さんがついに発表!

 「出す出す遂に出す」

  そう言いながら、出せないままに早幾年。

 森見登美彦氏の信用は失墜した。

 今更「出るよ」と言っても、誰も本気にしてくれないのである。

 しかし『有頂天家族 二代目の帰朝』は二月二十六日、幻冬舎から発売予定である。

 2015-02-04 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ (森見氏のはてな日記)

 

 いやあ、そうなんですよ。実は2013年秋出版予定だったのが、ここまで伸びてしまっていたんですね。著者の森見登美彦氏の日記をたどると、どうやら完成しかかったものをひっくり返して書き直しをされたようなんですね。ご自身を代表する作品の1つですからね。時間をかけた分、もっと面白くなったのではと期待しています。 

 

 

 

■気になる続編の内容は?

  先ほど引用の日記には、内容の「予告」があります!気になる方は是非ご覧になってください。とりあえず予告を読んでわかることは新登場人物がかなり出てくること。確認できるかぎりでは

・赤玉先生の後継ぎ(二代目)

南禅寺の雌狸

・幻術師天満屋

・自宅の庭に四半世紀籠もる菖蒲池画伯

・宗教団体を率いる狸谷不動の祖母

 といった面子。どれが人間でどれが狸でどれが天狗か予想できないです(笑)前作の弁天さまや金閣銀閣あたりは続けて出てくるでしょうから、前作以上に騒々しいなあとか思ってしまいます。個人的には南禅寺の狸さんが楽しみです。前作では「南禅寺は俺に味方する」というようなことを矢一郎兄が言ってて存在だけは確認できていましたが。前作からのファンからすればやっぱり主人公・矢三郎と弁天の関係とか海星とはどうなるのかとかが話の本筋と同じくらい気になるところですね。あとは次兄がどの姿になっているか。

 

 

Twitter上の反応

 

 

 

 小説だけでなくアニメファンも待っていた朗報。アニメもすこぶる評判よかったですし、実際の叡山電車とのコラボ企画もありましたね。この小説で自分みたいに京都が好きになる御仁が増えればいいなあと思います。今月は当ブログでも発売を記念して「有頂天祭り」なるものを勝手に行って盛り上がってまいりたいと思います^^ではでは!

  

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

 

 続編が出るまでは前作で初めての方はもちろん既に読んだ方も、もう1度毛深い(?)京都を堪能するのもいいかもしれませんね。

 

 

[追記(2/6)]

さっそくAmazonでも予約受付始まってます。内容紹介を読んでテンションがあがります。前作32万部にも達していたのか…という驚き。

 

有頂天家族 二代目の帰朝

有頂天家族 二代目の帰朝

 

 さっそく予約しました^^