新作を待ちきれない人にオススメの「有頂天家族」の”聖地”を案内!
こんにちは!2月26日発売の「有頂天家族」の第二部。もうわくわくして待ちきれない自分です。今回は前作の舞台となった場所のなかでも、きっと今作も出てくるだろうなあという京都のスポット、いわゆる”聖地”を紹介したいと思います。
1.下鴨神社
「有頂天家族」の主人公・矢三郎たち下鴨一家の住処。この神社の境内にある「糺の森(きびすのもり)」をねぐらとしています。著者の森見さんが「いかにも狸がいそうな場所」だということで住処にしたのだそうですが、実は本当に狸がいるのだとか(下鴨神社さんのfacebookに狸親子の写真があるそうですよ)
2.BonBon Cafe
黒服の王子こと下鴨一家のお母さんが通うビリヤード場。小説では賀茂大橋の西に位置するのですが、そこは現実にはBonBonCafeさんというカフェです。アニメではビリヤード場ながらも外見や内装はかなりこのカフェに似せて描かれていたようです。
http://www.madoi-co.com/food/bon-boncafe/ (お店のサイト)
1の下鴨神社から歩いていける距離ですね。鴨川デルタも含めいい場所です^^
3.頂法寺 六角堂
http://kyoto-sakura.net/rokkakudo.html
京都市の真ん中、ビルが並んでいるなかに建っているお寺。聖徳太子が建てたお寺として有名で、様々な見所がありますが、「有頂天家族」的には”へそ石”様ですね。矢三郎らしいエピソードの場所ですので、また登場する機会はあるのかなと勝手に思ってます。
六角堂の東門を入ったところの敷石の中央に、奇妙な形をした石があります。円い穴があいており、これを「へそ石」、あるいは「本堂古跡の石」といいます。もとは門前の六角通りにあったのを、明治のはじめに、ここに移したものですが、かつてここが京都の中心地だったので『へそ石』と呼ばれました。
4.BAR ノスタルジア
河原町三条にあるバー。物語内に出てくる”朱硝子”のモデルとなっています。入り口からどこへ続いていくのだろう?と森見先生は想像をかきたてられたのだそう。森見先生やアニメ有頂天家族のスタッフさんも足繁く通っていたという噂です。
出典: アクセス方法ACCESS:::京都 BARノスタルジア
5.鳥彌三(とりやさ)
最後に渋い(?)場所をセレクト。坂本龍馬も好んで食べていたという鳥鍋のお店です。江戸時代から続くお店で、鴨川沿いに並ぶその姿は歴史を感じます。有頂天家族にどう関係があるのかといえば、ここは「仙酔楼」のモデルとなった場所なんですね。仙酔楼は、奇しくも狸たちと宿敵・金曜倶楽部が出会ってしまったところ。物語ではクライマックスでとんでもないことになりますが、このお店は健在です^^
お値段は少々高いですが、超有名店ですし1度は行ってみたいですね。
おまけ
以前に記事にしてしまったため、今回は記事にしませんでしたが、次兄・矢二郎の住処となっている六道珍皇寺には是非行ってみたいところ。2015年2月現在、あの井戸を間近で見ることができる「特別公開」の期間中です。
関連記事:六道珍皇寺の「冥土通いの井戸」が今だけ見れます!(別名:矢二郎の井戸!?) - 京都が足りない。
新作が出たら、また紹介とかしてみたいですね^^ではでは。