非公開文化財を見に冬の京都へ行こう!
このブログを始めるまで、京都がこういう催しをやってくれているなんて知らなかったという…。お恥ずかしい話です。(裏を返せば、京都のことを色々知れるようになったわけだからブログを始めてよかったなと前向きな気持ちにもなれます笑)
京都の各地に存在する文化財。当然、非公開になっているものもあるわけですが、それを時期を限定して観光客にお見せしましょうという心意気。いいですねえ。今回はどこが公開されているかチェックしたいと思います。
■特別公開とは?
「世界遺産登録20周年記念」及び「琳派400年記念」ということで「秘められた京の美をたずねて」をテーマに、京都市内の非公開文化財や琳派*1の美しい風景、美術を期間限定で公開しようという催しなんですね。
個人的には京都のどこかに存在するという(?)銅閣さんを是非見てみたかったのですが、今回の催し「冬の旅」では対象に入らず。残念。また次の機会に。
参考記事:やっぱり存在した!!京都・幻の観光名所「銅閣寺」(NAVERまとめ)
■今回、初公開の場所もあるらしい
とはいえ、東寺では五重塔、龍安寺ではもう1つの石庭を公開するなど、京都ファンなら嬉しくなるようなラインナップ。全部で14カ所が今回の特別公開の対象となっています。中でも注目されそうなのは今回が初めての公開となるところ。
〜今回の特別公開「京の冬の旅」で初公開となる場所〜
・妙顕寺(尾形光琳ゆかりの寺)
中の人は来月に京都を訪れる予定なので是非どれか1つは見てみたいなあと思ってます。
■気になる期間は?
期間は今月10日から(既に始まってますね)3月18日(水)まで。時間は10時から16時まで。しかし、場所によっては拝観休止期間などが決まっているところもありますので観光協会のサイトで是非チェックしてみてください。協会のサイトに紹介してあるバスツアーとかを利用するのも手かもしれません。
■「足りない。」中の人が個人的にオススメするところは
先に紹介した初公開の場所ももちろん魅力的ですが、中の人が個人的に見てみたい場所は六道珍皇寺。平安時代の小野篁(おののたかむら)さんは、有名な歌人なのですが、閻魔庁の役人でもあったという奇怪な伝説があります。この六道珍皇寺には、その小野篁が冥界への行き来に使ったという「冥土通いの井戸」「黄泉がえりの井戸」が庭に残っているんです。7年ぶりの公開ということでかなりレア度も高い。
7年に1回なら是非見てみたい!と思いません?自分にとって、あの井戸は聖地のようなもの。聖地巡礼と書くと何かピンと来る人もいるかもしれませんが、その話はまたいずれ。